はじめまして。代表の山澤です創設から1年3ヶ月、やっと、RT Meetupのオフィシャルサイトが完成しました。最初はたった4名の集まりでしたが、この1年で以下のように成長しました。これも、すべてコミュ二ティに参加して頂いた皆様のおかげです。本当に本当にありがとうございます。すこし、RT_Meetupに対しての想いについて、お話しさせてください。(文章能力が稚拙すぎるのはご容赦ください。)もともと、RT_Meetupを立ち上げたきっかけは、私自身が、この業界に飛び込んで、右も左もわからない中、社内外問わず、仲間を作ろうという単純な思いからでした。理由は、誰も周りにいなかったから。私の勤務地は東京ですが、会社は札幌本社で、ほとんどが札幌勤務でした。さらに、私が入るまでの3年間は、マーケティングはもちろん、営業もカスタマーサクセスも不在で、過去、会社が築きあげてきた業界のネットワークのほとんどが疎遠になってました。飲食店の課題は、本やユーザーとの会話で学びましたが、実際に飲食店にプロダクトを提供しているベンダーさんとは、業界についての知識向上のため、どうしても繋がりたかったのです。でも、本当の理由は、「飲食業界で働く人たちと共感」したいという、漠然とした「社会的欲求」だったと今思います。私の前職は、農業系のシステム会社です。全国の生産者の方々とお会いし、そこでベンダーの方々をご紹介頂き、その繋がりが、仕事の紹介を頂いたり、業界知識を教えてもらったり、相談相手になってもらったり、私に安心をもたらしました。それが全くのゼロからのスタートだったので、繋がりがない「漠然とした恐怖」に焦っていました。そんな時に出会ったのが、僕と同じ「修平」の名前がつく、同じ歳の男でした。出会いは、彼が勤めている、テクノロジーで飲食をコンサルする企業とのMTGでした。時間になりZoomを開いたら、彼しか参加してません。他のメンバーが遅れており、暇つぶしに、前職の話をしていました。彼は、他店舗展開している外食企業の経営企画で働いていて、当時はグロービズ経営大学院に通っていた・・・そんな話をしていました。すごい男だなー。頭いいんだろうなー。私にないものを全て持っていました。この人と繋がると、色々教えてもらえるかも。そんな期待がありました。私も前職の話をしました。農業のベンチャーで働いたこと。食のゼロイチ側から、食のラストワンマイルにきて、食に対して漠然と何か貢献できるのでは?とか。そのような話をしていると、彼は、私の前職の会社を知っていると。前職の代表のトークセッションを大学院で見たことがあって、衝撃的だったと。今までの飲食経営では「ダブルネーム」「トリプルネーム」で、売上をどうやって効果的に上げるか、飲食店の中のことだけを考えていた。でも生産者がどういう課題を持っているのか、それを解決する最先端のテクノロジーが既に開発され、生産者に提供されているなど知らなかったようです。同じ食の業界だったのに、知らないことばかりだったようです。%3Ciframe%20width%3D%22866%22%20height%3D%22487%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2Fx--3NepSdsU%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22accelerometer%3B%20autoplay%3B%20encrypted-media%3B%20gyroscope%3B%20picture-in-picture%22%20allowfullscreen%3E%3C%2Fiframe%3Eそこから、飲食業界のことを教えてくれました。システム毎にマスタ更新が大変だとか。ダブルネーム、トリプルネームのカラクリとか。飲食経営の各経営指標とか。その中で、とても印象的だったのが、「飲食ソリューション企業で働く人同士の繋がりは少ない」ということでした。なぜ繋がらないのだろう?飲食経営者のコミュニティは多いし、カスタマーサクセスとか、インサイドセールスとか、マーケターとか、業種特化型のコミュニティは多いのに、飲食業界にサービスを提供している事業者側のコミュニティは本当に少ない。まぁ、マーケットが小さい分、競合が犇いているから、ある意味当然なのかな?と思いながらも、あまり納得ができなかった。なぜなら私自身、「飲食業界で働く人たちと共感」が得れないことが、とても寂しかったから。漠然とした「社会的欲求」が、バーティカルSaasで働いている人たちは、きっと渇望しているんかないかな。そういうニーズがあるんじゃないかなと。%3Ciframe%20class%3D%22note-embed%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fnote.com%2Fembed%2Fnotes%2Fn26bd287da5b2%22%20style%3D%22border%3A%200%3B%20display%3A%20block%3B%20max-width%3A%2099%25%3B%20width%3A%20800px%3B%20padding%3A%200px%3B%20margin%3A%2010px%200px%3B%20position%3A%20static%3B%20visibility%3A%20visible%3B%22%20height%3D%22400%22%3E%3C%2Fiframe%3E%3Cscript%20async%20src%3D%22https%3A%2F%2Fnote.com%2Fscripts%2Fembed.js%22%20charset%3D%22utf-8%22%3E%3C%2Fscript%3E繋がることで、様々なサービスを勉強できるし、仲良くなればお客さんの紹介もしてもらえるかもしれない。時々お酒を飲みながら、会社では言えない上司や部下の愚痴も言い合える(笑)仲間ができるかもしれない。そして、自分たちじゃ解決できない大切なお客様の課題を、その繋がりで解決できるかもしれない。であれば、様々な飲食店の課題を把握するそれらの課題を一番効果的に解決できるテクノロジーを把握するこれらを実現する為に、様々な方々と繋がり、そして繋げるこれが実現できるコミュニティを作ろう。人と繋がることで、飲食に関わる人たちが、少しでも幸せになるコミュニティを作ろう。その彼と仲間を集めて、2019年6月に、たった4人で第1回目のイベントという名の「飲み会」が始まりました。「人と繋がることで社会的欲求を満たしたかった」最初は、そんな単純な想いで始まり、この1年で、オフ会含め11回のイベントを開催しました。SNSだけの繋がりも含めると、500名くらいの方々とお会いすることができました。このコミュニティが生まれたのは、たった一つの繋がりからです。彼が大学院で、「前職の代表のトークセッション」を見てなかったら。私が「前職」で働いてなかったら。このコミュニティは生まれてなかったのです。人の繋がりは、ちょっとしたキッカケで、とてつもなく価値あるものなる。人の繋がりは、とんでもない「チカラ」を秘めている。それを体感した1年でした。今後のコミュニティについてWebサイト公開に際して、コミュニティのMVV(ミッション、ビジョン、バリュー)を制定しました。これからも、人の縁を繋ぐことに注力して運営するために、改めてコミュニティの存在意義、将来の姿、価値観を明文化しました。(こちら)「世界中のレストランの「本質」をアップデートする」飲食店、特にイートインの「本質」ってなんだろう。コロナにより、3密回避や時短営業、海外渡航の規制、リモート勤務の普及で、今まで当たり前だった「飲食店のメソッド」が通じなくなりました。事実、街中の宴会需要に特化した大規模店、インバンド需要を目的とした飲食店は、苦戦しています。それでも、生き残っている、引き続き元気は飲食店は数多くあります。その差ってなんなんだろう?それは、飲食店と人が繋がっている、ファンが多くいる飲食店なんだろうと。まぁ文章に書いたら、当たり前なんですけど。ではファンが多くいる飲食店ってなんだんだろう。外的環境が変わっても、いつもと変わらず通ってくれる飲食店とはなんなんだろう。それはきっと、飲食店の「本質」を追求しているお店なんだろうなと。飲食店、つまりレストラン「restaurant」は、フランス語の「restaurant」が由来で、そのルーツはラテン語「restauro」であると言われています。意味は「再度」とか「良い状態にする」「回復する」とか。元々、「体調を回復させる料理をだす店」がレストランだったようです。意訳すると、飲食店の本質は「お腹も心も幸せにする」為に、「素敵な接遇」と、「美味しい料理」を提供する」ことなのかなと。確かに、美味しくて、接遇が良くて、「お腹も心も幸せ」にする。そんなお店が人気のあります。これは、初めて飲食店を経営するときには、誰しもが考えていることだと思います。でも様々な課題で、実現できていないのが実情です。そのような課題を解決する「テクノロジーの価値」を、コミュニティが発信して、飲食店の方々が、それに気付き、解決する。そして飲食店自ら、飲食店の「本質」を追求できる世界を、私は人の繋がりを通じて創っていきたいです。今後も、飲食店が少しでも、「本質」に時間が割ける世界を、コミュニティ全体で支援できればと思っています。みなさま、今後ともよろしくお願いいたします。