なぜ、飲食業界にデジタル化が必要か

意見ではなく、数字から始めます。すべて公的統計か公表された調査で、出典と時点を書いています。

日本には、まだ伸びしろがあります

日本の労働生産性は、主要先進7カ国でいちばん低い水準が続いています。裏を返せば、それだけ伸ばせる余地が残っています。

時間当たり労働生産性
60.1ドル(5,720円)OECD加盟38カ国中28位。購買力平価(PPP)換算
一人当たり労働生産性
98,344ドル(935万円)OECD加盟38カ国中29位。主要先進7カ国では最も低い。購買力平価(PPP)換算
製造業の労働生産性
80,411ドル(1,188万円)OECD加盟の主要35カ国中20位。為替レート換算

時点:2024年(OECDデータ)/出典:公益財団法人 日本生産性本部|労働生産性の国際比較2025

外食は、人が価値をつくる産業です

食の産業は、生産から加工、流通を経て、最後に調理と提供へたどり着きます。その最後の工程だけが人の手で価値を足すので、人手不足がそのまま価値の上限になります。非正社員が「足りない」と答えた飲食店は57.7%と、全業種の平均28.8%の2倍で、業種別では最も高い比率でした。

時点:2026年7月の調査(2026年8月17日公表)/出典:株式会社帝国データバンク|人手不足に対する企業の動向調査

デジタル化の目的は、人を減らすことではありません

日本の外食が世界で評価されてきた理由は、効率ではありません。空間づくり、接客、調理の技術。どれも、人の手と時間からしか生まれません。

いま多くの店で、その時間が別のことに使われています。レジ締め、シフトの調整、在庫の確認、予約台帳の転記、売上の集計。必要ですが、お客様の記憶には残りません。

レストランテックは、この後者を引き受けます。機械にできることを機械に渡し、人にしかできないことに時間を返す。いる人がいちばん価値の出る仕事に立てるようにすることが、デジタル化の目的です。

いま公表されている指標

いま公表されている指標です。最新の数値は出典元をご確認ください。

当協会は、飲食店のIT利活用の実態を独自に調査する準備を進めています。

次は、自分の店の数字を見る

業界全体の数字を見たら、次は自店です。60分の無料診断で、いま使っているツールと手作業を1枚に整理します。